Softrock Lite II 07_外部配線
外部配線
最終ステージは、受信機を外部と接続します。特に以下の準備をしないといけません:
- 電源 - DC 9V~13Vまでの安定化された電源が必要です。
- RF - アンテナ端子に特定バンドで50Ωに調整せれたアンテナを接続する必要があります。
- I/Q 出力 - I/Q出力を、PCのLine-in端子に接続します。(端子はステレオでなければなりません。モノラルのMIC端子は使用できませんので、ご注意願います。
外部配線用部品表
詳細部品表
確認 | 部品記号 | 部品 | 記号 | カテゴリ | 向き | 備考 | Circuit |
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❏ | ANT | アンテナ用同軸 | ケーブル | キットには付属しません | 外部配線 | ||
❏ | audio | 2芯シールド付きオーディオケーブル | ケーブル | キットには付属しません | 外部配線 | ||
❏ | PWR | 電源リード線 | ケーブル | キットには付属しません | 外部配線 |
外部配線 - 概要
- 電源リード線を取り付ける
- I/Q用オーディオケーブルの結線
- アンテナ線の結線
- 外部配線確認テスト
外部配線 - 詳細
基板の表面
電源の接続
電源リード線を取り付けます。通常は赤が PWR [+]に、黒を[−]に接続します。PWRホールは、基板の右上にあります。
場合によっては、ソケットやプラグを用いてください。
確認 | 回路記号 | 部品 | 記号 | カテゴリ | 向き | 備考 |
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❏ | PWR | 電源ケーブル | ケーブル | キットには付属していません |
I/Qオーディオケーブルを接続します
ケーブル
ステレオオーディオケーブルを、基板右下にある3つのスルーホールに接続します。
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ストレインリリーフ(張力のがし)
単芯の裸ワイヤーを真ん中の穴(GND)に半田付けし、オーディオケーブルのシールド線に接続し、残った部分はオーディオケーブルの外皮に何回か巻くことにより張力を逃すことができます。 -
ケーブル結線
- ステレオミニプラグの先端からの線は、[Tip]と記されている穴に入れます。これが[I]信号となります。
- ステレオミニプラグのリング(真ん中)は、[Ring]と記されている穴に入れます。これが[Q]信号となります。
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30m. 20m,15mキット用注記
1/3サブハーモニックサンプリングは、スペクトラムを反転させますので、[Tip]と[Ring]を入れ替えることにより、通常のSDRソフトウエアで使用することができます。
代替結線 - ステレオジャック
確認 | 回路記号 | 部品 | 記号 | カテゴリ | 向き | 備考 |
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❏ | audio | 2芯シールド線 | ケーブル | キットには付属していません |
アンテナ線の取付
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アンテナインピーダンス
出来る限り、50Ωに近いアンテナを使用してください。インピーダンスがズレていますと、感度に大幅な影響を与えます。同軸
基板右下にあるANTホールにアンテナからの同軸を取り付けます。- ANTの上下2つの穴で[RTN]を同軸の外皮に接続します。
- 上の穴[IN]は、同軸の芯線に接続します。
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アースされていません!
このアンテナ回路は、基板のGNDからは絶縁されております。
グランドループを発生させない為に絶縁してあります。(GNDにRTNを接続してもノイズが増えたり、中心周波数のスパイクが増加しない場合もあります。)
グランドループが悪影響を及ぼしている場合は、こちらのWEBページに絶縁トランスの用例がありますので、ご参考まで
アンテナ絶縁トランス (英語のみです)
最後にフローティング状態のANTのRTNですが、ロングワイヤー等でANT INだけに接続した場合には受信できない場合があります。必ずRTNに接続できるアンテナ形態をご利用ください。
y確認 | 回路確認 | 部品 | 記号 | カテゴリ | 向き | 備考 |
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❏ | ANT | アンテナ用同軸ケーブル | ケーブル | キットには付属していません |
外部配線 - 完成ステージ
基板の表面