Softrock Lite II 01_電源
電 源 部
動作原理
このステージでは、受信機用の5ボルトラインを供給します。入力された電圧(DC 9〜12V)は、 U1により公称DC 5V (4.5〜 5.1V)に変換されます。D1 は、極性が逆の電源に間違って接続した場合の保護用です。
電源部回路
(抵抗テストポイント (ヘアピン頂部、若しくは左側のリード) は、回路上で赤い印が付いています。)
(クリックすると回路全体が表示されます) (上記回路図には、クリック可能な部分があります。関連する情報を見ることが可能です。)
(上記回路図には、クリック可能な部分があります。関連する情報を見ることが可能です。)
電源部用部品表
詳細部品表
| 確認 | 部品表記 | 部 品 | 記 号 | カテゴリ | 向き | 備考 | 回路セグメント | 
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ❏ | C01 | 4.7 uF 10% | 475 | セラミック | 電源 | ||
| ❏ | C02 | 4.7 uF 10% | 475 | セラミック | 電源 | ||
| ❏ | C13 | 0.1 uF | 黒帯  | SMT 1206 | SMT | 電源 | |
| ❏ | D1 | 1N4003 | 1N4003 | アキシャル | E-W | 電源 | |
| ❏ | gnd | ジャンパー線 (切断済みリード線) | その他 | 電源 | |||
| ❏ | U1 | LM78L05 3端子レギュレータ | LM78L05  | TO-92 | 
 | 1.入力 | 電源 | 
電源 - 組立概要
- SMTチップコンを取り付けます
- 基板表面の部品を取り付けます
- グランドテスト用の輪を取り付けます
- 電源ステージのテストをします
電源 - 実際の取り付け
基板裏側
 
 
SMTチップコンを取り付けます
C13 SMT 0.1 uF チップコンを取り付けます
半田の盛りすぎに注意してください。他の部品用のスルーホールを塞ぐ場合があります。(ここでは、C13の上と右に赤くマークしたスルーホールが対象となります。)
参考 SMTチップコンの取り付けヒント| 確認 | 部品記号 | 部 品 | 記 号 | カテゴリ | 向き | 備考 | 
|---|---|---|---|---|---|---|
| ❏ | C13 | 0.1 uF | 黒帯  | SMT 1206 | SMT | 
基板表面
 
 
基板表面に部品を取り付ける
C01とC02の青いセラコンと、 U1, D1を取り付けます。D1は、カソード側(帯が付いている側)が上になり、そこからリードを下側に折り曲げヘアピン状にします。ヘアピンの先端は、四角いマークが付いたスルーホールに入ります。後述2枚組写真の上を参考にしてください。
| 確認 | 部品記号 | 部 品 | 記 号 | カテゴリ | 向き | 備 考 | 
|---|---|---|---|---|---|---|
| ❏ | U1 | LM78L05 3端子レギュレータ | LM78L05  | TO-92 | ESD対策を講じてください | |
| ❏ | D1 | 1N4003 | 1N4003 | アキシャル | E-W | |
| ❏ | C01 | 4.7 uF 10% | 475 | セラコン | ||
| ❏ | C02 | 4.7 uF 10% | 475 | セラコン | 
グランドテスト用の輪を取り付けます
抵抗やコンデンサの切断済みリードを用いて輪を作り、GNDホールに半田付けします。これにより、基板表面でアースが利用でき、テスト時に重宝します。
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| 確認 | 部品記号 | 部品 | 記号 | カテゴリ | 向き | 備考 | 
|---|---|---|---|---|---|---|
| ❏ | GND | リード線 (切断済みリード線) | その他 | 
電源 - 完成ステージ
基板表面
 
 
基板裏面
 
 
電源 - テスト
目視検査
テスト環境
良好な光源と拡大鏡を用いて注意深く半田付けした箇所を検査し、ブリッジ、イモ半田、接触不良等が無いかチェックします。
電流テスト
テスト環境
電流テストには2段階あります:
- 12V 電源を使用します
- 1つ目の方法では、直列に1kΩの抵抗を入れます。
- 2つ目の方法では、抵抗を取り除きそのままテストします。
 
    測定値
| テストポイント | 単位 | 公称値 | 筆者の測定値 | 実際の値 | 
|---|---|---|---|---|
| 制限抵抗有り | mA | < 12 | 4.1 | _______ | 
| 制限抵抗無し | mA | 3 - 6 | 4.4 | _______ | 
電圧テスト
テスト環境
電流テストに問題が無ければ、次に進みます:
- 基板右上にあるPWR[+]と[−]ホールにDC 12Vを供給します。(電流制限抵抗は用いません))
- 下記のテストポイントとGND間の電圧を計測してください。
 
      Test Measurements
| テストポイント | 単位 | 公称値 | 筆者の測定値 | 実際の値 | 
|---|---|---|---|---|
| R11ヘアピン (DC 5Vポイント) | DC V | 5 | 4.93 | _______ | 
| D1 カソード (四角穴) | DC V | 11-13 | 12.2 | _______ |