プロジェクトの概要

概   略

Softrock (SR)Lite IIは、SR Lite V6.2シリーズの続編であり、ハムやSWLの入門用として経済的なSDR受信機キットです。

SR Lite IIの基板のサイズは、63mm x 23mmです。SMT部品は、全て基板の裏側に取り付けられます。

現時点で日本で入手できるキットは以下の通りです。SR Lite IIは、Tony Parks氏よりICASエンタープライズが輸入したものを日本で再販する形になっております。

今後需要により、160m, 80m, 30m, 15mバージョンを追加して行く予定です。

 

動作原理

情報を提供してくれた Jan G0BBL 及び Tony KB9YIGに感謝します。

 

プロジェクト用回路図

(抵抗テストポイント (ヘアピン頂部、若しくは左側のリード) は、回路上で赤い印が付いています。)

Main Circuit Schematic(s)

(上記回路図には、クリック可能な部分があります。関連する情報を見ることが可能です。)

 

プロジェクト用部品表

参照 プロジェクト用部品表

 

上級者向け組立ノート

基板の表面

基板の裏面

概略(上級者向け)組立ノート

 

詳細組立ノート

初心者の方の為、このサイトでは、ステップバイステップでキットを組み立てる説明をしていきます。各ステージは、それぞれ単独で完結しており、どのようなステップで組立を行い、該当ステージのテストをするのかを説明しています。これにより、一度に組立を行うより、各ステージでテストをしていますので、組立が成功する確率が非常に高くなります。

各ステージは次の順番通りです。各ステージ名をクリックすると、そのステージに移動することができます:

 

バックグラウンド情報

工   具

コイルの巻き方

コイルとトランスの巻き方に関しては下記のサイトを参考にしてください。(英語のみです)

 

半田付け

下記のビデオでは、フラットICの半田付けの例を見る事ができます。

フラットICの半田付けビデオ − Youtube.

ESD対策

作業環境

その他の工具

プロジェクト - 完成ステージ

基板の表面

View of Completed Top

基板の裏面

View of Completed Bottom

プロジェクト - テスト

各ステージにはテストセクションが設けられております。これらのテストを毎回各ステージの組立終了後に行うことにより、自信を持って次のステージに進むことができます。

テストを行う場合、結果を常にテストセクションの空白欄に記録しておくことをお薦めいたします。後に故障等が発生した場合の手がかりになる場合もありますので、大切に保存しておいてください。

ここに出ている数値と実際の測定値を比較する場合、実際の数値と予想される値にはおおよそ +/−10%ほどの開きがでる場合がございます。公称値はあくまでも参考値であり、基準とするもので、実際の測定値か必ずしも同一とはないませんのでご留意願います。

テストを行う前は、半田不良や接触不良がないか、必ず注意深く半田付けした箇所をチェックしてください(十分な照明と拡大率をもった拡大鏡を使って)。

本キットは、一般的なテスターだけで組立を行いテストすることが可能です。テスターには、回路負荷問題を最小化する為、十分にハイ入力インピーダンスを持ったデジタルテスターを使用してください。測定は、電流、電圧、抵抗値の項目で行われます。

殆どのステージでは、電流テストがあります。電流テストは、2段階あります:

それ以外のテストでは、アマチュア無線機を使用する場合があります。(受信、局発、ディバイダー等のテスト)
オプショナルテスト: 2チャンネルのオシロとSGがある場合は、ステージによっては詳細なテストを行うことができますが、あくまでも上級者向けです。

 

Local Oscillator Stage Dividers Stage Power Supply Stage Band Pass Filter Stage Mixer Stage Op Amp Stage