RSPを使用したリターンロス(VSWR)の測定方法

使用機材:
■RSP受信機(RSP1A/RSP2/RSP2 pro)、SDRuno
ING-SRC ノイズ発生器
IVSWR-BRDG VSWRブリッジ + 外部電源 DC 12V
■DUT(被測定物) ー アンテナ等

接 続
下記の図に従い、各機材を接続します。ING-SRCの電源は、できるだけDC 5Vをご使用願います。

測定手順
1.接続が完了後、SDRunoを起動します。

2.DUTの大凡の周波数レンジにSDRunoのTuneを合わせます。SDRunoのSRとDECを設定し、測定レンジを決めます。

3.DUTをオープン(何も接続しない状態)にして、TUNE位置での強度を記録します。


4.DUTに付属の50Ωロードを接続して、TUNE位置での強度を記録します。

この例でのリターンロスは 102.4dBm - 142.6dBm = -40.2dBm ≒ VSWR 1.02 となっています。
この時点で、SDRunoのMAINのRF Gain Reductionを調整し、必要に応じてING-SRCに付属の20dBアッテネーターを入れることにより、差分強度が最大になるように設定してください。
ADC Overload」と表示される場合は、必ずRF Gain Reduction を調整するか、アッテネータを入れてください。


5.次に、DUT側の50Ωロードを外し、DUT(ここの例では50MHzのアンテナ)を接続し、アンテナのリターンロスを測定します。
TUNEをディップ点に合わせます。この周波数が共振点です。 強度を記録します。


6.アンテナをDUT端子から外し、もう一度ディップ点でのオープン時の強度を測定します。

この例でのリターンロスは 102.4dBm - 125.0dBm = -22.6dBm ≒ VSWR 1.16 となります。


以上で、リターンロスの測定が可能となります。操作に慣れてくれば、5.と6.の手順だけで測定が可能です。






参考リンク
■リターンロス- VSWR換算表
https://www.amphenolrf.com/vswr-conversion-chart/










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