DE1103IFでDRMを受信する

みなさん、DRMという言葉をご存知でしょうか。 Digital Radio Mondialeの略で、
短波帯で行われているデジタル放送のことです。最近は、 ヨーロッパを中心に
色々な局がでてきました。 音質は、FM並の放送を短波でお楽しみ頂けます。

必要設備：
１．DE1103IF(乾電池での使用をお勧めします）
２．ソフトウエア
３．外部アンテナ

１．DE1103IFは、DRMコンバータを内蔵していますので、そのままDRM受信
　　を行うことが可能です。DE1103IFのLINE-OUT端子とパソコンのMICか
　　LINE-IN端子を付属のオーディオケーブルで接続してください。

２．下記のサイトからDreamという受信ソフトをダウンロードして、パソコンに
　　インストールします。 （ZIPファイルを適当なフォルダに展開し、DREAM.EXEを実行します。）
　　http://www.b-kainka.de/Dream.zip

　　実際に動作しているかどうか、テストしてみましょう。

• 　　DE1103IFのフィルターをWIDEに設定します。
• 　　テスト用に中波帯放送局の周波数に合わせます。
• 　　Dreamを起動し、サウンドカード等の設定を行った後
  　　Settings→AM（Analog)を選択しますと、以下の画面が
  　　表れます。　パソコンのスピーカー/イヤホンからAM放送が聞こえて
  　　きましたら、本機が正しく動作していると見なす事ができます。
  　　
• 　　いよいよDRM放送局の受信です。日本からは、RNZI（ニュージーランド）
  　　が比較的簡単に受信することが可能なようです。右下の「DRM」アイコン
  　　をクリックしてください。
• 　　DE1103IFの周波数を、放送している周波数に設定してください。
  　　以下にDRM放送の周波数リストがありますので、参考にされては如何でしょうか。
  　　 http://baseportal.com/baseportal/drmdx/main
• 　　以下のキャプチャは、RNZI（ニュージーランド）を受信した時のものです。
  　
  　　
  　　

３．アンテナですが、できるだけ外部アンテナの使用をお勧めいたします。RNZIですと、
　　南に面しているベランダに2〜3mのロングワイヤで高い周波数であれば問題無く
　　受信できるのではないでしょうか。又、都会地ではノイズが激しいので、ループア
　　ンテナが効果を発揮してくれると思います。

尚、上記の設備と他のソフトを組み合わせることによりSSBの受信を行うこ
とができます。 SDRadioやRocky等のソフトウエアを用いることで、簡単に
SSBの受信が可能になります。（MWやSWをそのままAMで受信することも
可能です。）　

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