DROPBOXを利用したグラバー設定方法
Dropboxを使用することにより、簡単にオンライングラバーを設置することが
可能です。
以下のリンクに詳しい説明がありますので、一読後Dropboxをインストールしてください。
http://www.getdropbox.jp/
dropboxフォルダー内に"Public"というフォルダーができていることを確認してください。
(この例では、EドライブのdropboxというフォルダーにDropboxがインストールされています。)
"Public"フォルダーに入れた画像やHTMLは、何もしないでも、そのまま外部に公開されます。
Spectrum Lab等のグラバー用ソフトのキャプチャー画像の保存先を”Public"フォルダーにするだけで
簡単にグラバーが構築できます。
”Public"フォルダー内の公開したいファイル名上をマウスで右クリックすると
、以下の画面になりますので
Dropbox->"パブリックリンクのコピー"をクリックしてください。"Public"フォルダー内の公開するファイル
へのURLがコピーされますので、必要に応じて貼付けを行います。
実際の例です。
http://dl.dropbox.com/u/47335788/capt.jpg
以上で、ファイル公開ができる準備が整いました。FTP等のソフトを使用せず、こんなに簡単に
キャプチャーしたファイルを公開できます。
Spectrum Labの準備
以下は、受信機をUSB 137,000Hzに設定した場合のSpectrum Labの設定例です。
オーディオデバイスの設定と、ファイルのパスを若干変更するだけで、すぐに稼働することが
できます。
Spectrum Labをダウンロードしてインストールしてください。
http://www.qsl.net/dl4yhf/spectra1.html#download
インストール後、以下のコンフィグファイルをダウンロードします。
http://icas.to/argo/dropbox/137777-grabber.zip
解凍すると、137777-grabber.usr というファイルが出てきますので、Spectrum Labがインストールされている
フォルダー内の "configurations" フォルダー内に移動してください。
Spectrum Labを起動します。
File->Load settings from .. を開き、先程移動した”137777-grabber.usr" を選択し、 ”開く”ボタンをクリックします。
次に、Options-> Audio settings, I/O device selection を開き、受信機からのオーディオ出力が
接続されているサウンドカードを指定します。"Audio Input Device"のプルダウンメニューから
選択後、"Apply"ボタンをクリックし、”Close"ボタンで閉じます。
(アップロード用)
次に、キャプチャーするフォルダーの指定をします。
File->Screen Capture->Screen Capture Optionsを開きます。
”Periodic Options"のタブをクリックします。 Intervalにキャプチャー間隔を
入力します。(ここでは、5分としています。)
Action macro(s) にあるラインですが、ここには、dropboxの”Public”フォルダー
へのパスを入力します。 この設定例では、Cドライブのdropboxフォルダー
内のpublicフォルダーに、capture.jpgというファイル名でキャプチャー画像が
保存されます。 80という数字は、JPEGの圧縮パーセンテージです。
1-100の間で調整してください。(通常は、このままでOKです。)
Testボタンをクリックすると、実際にキャプチャーが行われますのでpublicフォルダー内
を確認してください。存在しない場合は、パスが間違っている等が考えられます。
確認後、
"Apply"ボタンをクリックして確定します。
(保存用、連番キャプチャー)
上記の画面で、"Screen Capture"タブをクリックします。以下の画面で、必要な事項を
編集します。
Filename:は、連番キャプチャーを格納するファイルのパスを指定します。この場合、
Spectrum Labフォルダー内の"screenshots"フォルダー内にcapt000x.jpgとうファイルが
連番で保存されていきます。
JPEG Qualityは、必要な圧縮率にしてください。
”137,777Hz Grabber"は、クオテーションマーク内で半角英数字で書き換え可能です。
キャプチャー時に左下表示されるテキスト文です。
設定が終了しましたら、”Apply"ボタンをクリックします。
次に連番キャプチャーを行う時間を設定します。
上図で、Scheduled Actionsタブをクリックしてください。以下の画面が表示されます。
この例では、30分毎に連番キャプチャーを行う設定になっています。50回まで時間
設定を行うことができます。連番キャプチャーをしない場合は、左上の”active"項目の
チェックを外してください。 設定終了後、"Apply"ボタンをクリックし、”Ok”ボタンをクリック
し、キャプチャー設定から抜けだしてください。
これで実際に、受信及びキャプチャーが始動します。ノイズフロアが低すぎたり、高すぎる場合は
赤丸で囲んだボタンで調整してください。
受信周波数範囲は、MinとMaxに数字を入れて調整することができます。
周波数調製例: 上図では、137,777.15HzのロランCハーモニックラインが、137,776.05ぐらいに
表示されていますので、Offsに1.1(Hz)を入れて調整した画面です。
これで、グラバーが完成です。FTPやARGO UPLOADでアップロードせずに、オンライングラバーが
手軽に構築できます。