水晶発振子の周波数測定
本用例は初心者の方向けであり、実際 より正確な測定を行なう場合は、VNWAソフトウエアのヘルプ
ファイルを参照願います。
用意するもの
1. 被測定用水晶発振子
2. 上記水晶発振子のリードとVNWA3E TX Out とを接続するケーブル
手順
1. 測定する発振子の周波数でキャリブレーションを行います。接続ケーブルの先端面でキャリブレーション
を行ってください。
Trace は、 S11 dB に設定してください。
Center = 発振子の定格周波数, Span = 2kHz にします。 ここでは、4096kHz の水晶を用いました。
バラつきが大きい場合は、Span を広げてください。
2. [Single Sweep] をクリックします。
4095.675kHz が、この水晶の発信周波数となります。
3. 連続して、同じ周波数の水晶のバラ付きを測定する場合は、下記の方法が便利です。
Tools -> Crystal Analyzer を開きます。
[measure]ボタンをクリックすると、その時点で接続されている発振子のデーターが記録されます。2番目以降も
同様に自動的に記録されていきます。 CSVファイルに記録するには、[save list] をクリックしてファイル名を
付けてから保存してください。
CSV ファイルの例:
発振子の選別に便利な機能です。
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