Soft66にUSBシンセサイザーを接続
Soft66 (BPF付き)と、USBシンセサイザーを使用することにより、周波数を
連続
カバーすることが可能です。(ただしBPFの範囲内となりますので、
ご注意願います。)
下記の写真の通り、USBシンセサイザーの出力とGNDを、Soft66側の
74AC74の3番ピンとGNDにそれぞれ接続するだけです。
実際には、オッシレータが載っていたDIPソケットの8番ピンが74AC74の3番ピン
に、7番ピンがGNDとなりますので、ヘッダーピン等で接続すると、後々の脱着に
便利です。
尚、IC512を使用している場合は、IC512を使用せず、直接74AC74の3番ピンに
入力してください。USBシンセサイザーの出力は、28MHz帯まで十分にカバーで
きますので逓倍の必要はございません。(但し、BPF等の特性がありますので、
28MHzで実際に受信できるかどうかに関しましては、
弊社ではテストしておりま
せん。 Softrockシリーズでは、問題なく使用できております。)
弊社では、Soft66 7MHz BPF付きでテストしましたが、7MHz〜10MHzまで、連続
受信が可能でした。(使用ソフト - Winrad, Rocky 3.6)
各SDRソフトの設定方法に関しましては下記を参照願います:
◆Winrad (クリックすると設定方法が表示されます。)
◆Rocky V3.6 (クリックすると設定方法が表示されます。
接続するだけです。
Winradをダウンロードしインストールしてください。使用方法に関しま
しては
弊社では一切サポートできませんので、各自英文マニュアルをお読
みください。
http://www.winrad.org/
1.以下のサイトから、[V0.8 ExtIO_Si570.dll]をダウンロードして、Winrad
と同じフォルダーに入れてください。
http://home.ict.nl/~fredkrom/pe0fko/ExtIO_Si570/
2.Winradを起動してください。左上の[ShowOptions]→[Select Input]を開き、
[SoftRock V9.0 Si570]をチェックしてください。
3.キーボードの[H]キーを押すと、以下のメニューが表示されます。
4.[Si570]タブをクリックして、発振させる周波数レンジを決めてください。SDR
受信機の場合、4倍の周波数が必要です。Si570のメーカー保障値は、
10MHz〜160MHzですが、概ね3.5MHz〜200MHz(最低)まで発振させること
ができます。
5.[LO]タブをクリックしてください。倍率は通常は[4]にしてください。[Hide]ボタンを
クリックしてメニューを終了して、受信を開始してください。
6.周波数がズレている場合は、WWV等を受信しながら以下の操作を行ってください。
[H]キーを押してメニューを開き、[Calibrate]タブをクリックして下記の画面を呼び出して
ください。[Tuned]が現在表示されている周波数です。[Real]に実際の周波数を入力
して、[Calibrate]ボタンをクリックすると、キャリブレーションが行われます。