VSPE (Virtual Serial Ports Emulator)の設定方法
HDSDRとCW-Skimmer等のソフトをシリアルポート経由でCAT
制御する場合、バーチャルシリアルポートを使用します。
Windows 64bit をサポートしているバーチャルシリアルポート
ソフトは、無償なものが殆ど無く、有償となります。
VSPEは、価格が比較的安価に抑えられており、Windows 64bit
環境では最も多く使用されているエミュレーターの一つです。
ダウンロードリンク:
http://www.eterlogic.com/Products.VSPE.html
ご注意: 弊社と上記サイトを運用している会社とは一切の
利益的関係はございませんので、VSPEに関しましては、
個人のご責任において使用願います。
ダウンロード及びインストール後、ライセンスコードを入力し、VSPEを立ち上げた
画面が以下のとおりです。
設定例
HDSDRとCW SkimmerをCATで連動する場合:
VSPEの設定方法
赤線で囲まれているアイコンをクリックすると、[Specify device type]というメニュー画面が表示されます。
[Device type]を[Connector]に指定してから、[次へ]をクリックします。
次の画面では、ドロップダウンリストからCOM8を指定します。
指定後 [完了]をクリックします。
メイン画面に戻ります。先ほどと同じ赤線で囲まれたアイコンをクリックします。[Specify device type]
メニューでは、ドロップダウンリストから [Splitter] を選択後、[次へ]をクリックします。
次の[Specifiy device characteristics]画面では、
[Virtual serial port]のドロップダウンリストから [COM9] を、
[Data source serial port]のドロップダウンリストから [COM8]をそれぞれ指定します。
次に、[Settings...] ボタンをクリックしてください。
[Serial port settings]画面では、後に説明します Omni-Rig の仕様に合わせる
ため、[Speed]をドロップダウンリストから [9600]に指定し、[OK]ボタンをクリックします。
[Specify device characteristics]画面に戻ったら、[完了]ボタンをクリックして、メイン
画面に戻ります。
[Status]がそれぞれ[OK] [Ready]になっているか確認ください。
n/a と表示されている場合は、赤線で囲まれたボタンをクリックしてください。ON状態になります。
OFF状態にするには、青線で囲まれたボタンをクリックします。
これで、バーチャルポートの設定が終了しました。
各ソフトごとの設定方法は、下記リンクを参照願います。
RSP1+HDSDRとCW SkimmerをCAT/Omini-Rigで連動
RSP1 + HDSDRとWSPRのCAT/Omni-Rigでの連動
===END===