RSPdx用受信ソフト SDRuno V1.4 クイックスタートガイド 
(2020年8月18日時点)

                        Prepared by ICAS Enterprises

SDRplays社 SDRunoの簡単な使用方法をご説明致します。SDRunoは他のSDRソフトとかなり異なっておりますので、初めて使用される方向けに最低必要箇所を列記します。

RSPdx受信機を、PCのUSBポートに接続後、最初にSDRunoアイコンをクリックして起動すると、下記の通り、全てのウィンドウが開きます。


このまま使用されても構いませんが、特にSDRunoを初めて使用される方は、下記のレイアウトに変更してお試し願います。

各ウィンドウの右上にある「X」をクリックして必要でないウィンドウを閉じてください。その後、例えば次の様なレイアウトにします。


各ウィンドウの説明:


@MAINウィンドウ

SDRuno全体を制御するウィンドウです。(ウィンドウが隠れている場合)SP1B、SP2C、RXAボタンをそれぞれクリックすると、各ウィンドウが表示されます。

最初に、使用するアンテナポートを選択します。

ANT A: Ant A 50Ω SMAポートが選択されます。
ANT B: Ant B 50Ω SMAポートが選択されます。
ANT C: Ant C 50Ω BNCポートが選択されます。
BIAS-T: DC 4.7VのBiast-Tを有効にできます。

ARX CONTROLウィンドウ

周波数、モード、音量、フィルター帯域等を制御するウィンドウです。右側のバンドボタンをクリックすると、簡単にアマチュアバンドに周波数を変更することができます。初心者の方はこちらでお試しください。

BMAIN SP (SP1)メインスペクトラムウィンドウ

スペクトラムとウォーターフォールを表示するメインウィンドウです。

C AUX SP (SP2)サブスペクトラム/オーディオスペクトラムウィンドウ

より詳細なスペクトラム及びオーディオ帯域を表示するウィンドウです。


受信開始:
RX CONTROLAウィンドウの左上にある[SETT.]をクリックして、[OUT]タブを選択し、音声の出力先を指定してください。

例: スピーカー (High Definition Aud)を選択します。 設定後、右上の[X]をクリックして[SETT.]メニューを閉じます。


この状態で、MAINウィンドウの「PLAY!」ボタンをクリックし、実際に受信できるか確認してみましょう。


音量は、RXウィンドウ下部にあるMUTEボックス右側のオレンジ色のスライダーで調整します。

[MUTE]をクリックすると、ミュート機能が有効になり(背景が白)、音声が遮断されますので、 必ず背景が白になっていないことを確認してください。(SQLC-スケルチも同様)


Workspace

ご自身で作成したレイアウトは、最大で10個迄記憶することが可能です。現在のレイアウトをワークスペースに記憶してみましょう。

Workspaceへのレイアウト登録方法
SP1/SP2/RXウィンドウ等の位置と大きさを調整後、MAINウィンドウにあるSAVE WSボタンをクリックします。

すると、以下の画面になりますので、登録する場所をクリックして選びます。

以下の表示がでますので、”OK"をクリックしてください。これでレイアウトが登録されました。

名称を変更する場合は、赤枠の[Default Workspace]の位置で右クリックすると、変更可能となります。必要な名称を入力後 Enter キーを押して 名称を確定してください。



これで、ワークスペースが登録されました。SDRunoを再起動し、MAINウィンドウ右下部のDefault Workspace (名称変更した場合は、その名称になります)のところをクリックし、ドロップダウンリストから登録した箇所を選択することにより、セーブしたレイアウトを呼び出してください。

呼び出したワークスペースの例



ヒント
なお、慣れるまではセーブされない場合があるかもしれませんので、何度かこの機能を試されてからより高度なレイアウトを構築してください。セーブされない場合は、次回SDRuno起動時にそのレイアウトを再現することができません。手間と時間が無駄になりますのでご留意願います。



リンク
SDRunoダウンロード方法(日本語)
SDRunoインストール方法(日本語)
RSPdx用SDRuno日本語ユーザーズマニュアル



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