SDRuno V1.4 プラグイン機能
(Version 1.4 - 2020年8月15日時点)
Prepared by ICAS Enterprises
Plugins
SDRuno V1.4からプラグイン機能がサポートされました。
プラグインとは、外部ソフトにVAC等によりデーターを送ることなしに、サードパーティーのソフトを利用することが可能です。プラグイン機能は開発されて間もないため、サポートしている外部ソフトは、現時点では少ないですが、サポートされ次第本ページにて詳細をお伝えしていきます。
使用方法
MAINウィンドウ左上部にある「PLUGINS」ボタンをクリックします。
下記の画面が開きます。
画面中央の白い部分の外側を右クリックし、新たにプラグインをインストールしたフォルダーを指定することで、中央の白い部分に表示させることができます。
次に使用するプラグイン上にカーソルを合わせ、背景を青色に反転させます。
「Load Plugins」をクリックすると、該当のプラグインがロードされ、制御画面が表示されます。
ロードされたプラグイン全てをアンロードする場合は、「Unload Plugins」をクリックしてください。
使用例
AudioRecorder:
以前からサポートされているバンド全体のI/Qではなく、音声信号を録音できるプラグインです。
「AudioRecorder」にカーソルを合わせ、背景を青にした後、「Load Plugins」ボタンをクリックします。
以下の画面が開きます。
VRX: バーチャル受信機の番号を選択します。通常は0となります。
Recording format: MP3かPCMを指定します。
Select folder: クリックして、録音ファイルを保存するフォルダーを指定します。フォルダーが選択されると、青色に文字が反転します。
Start Recording: 保存フォルダーを指定後、クリックすると録音が開始されます。録音中は文字が青色に反転します。(録音するには、SDRunoが受信状態でなければなりません。「Start Recording」が表示されない場合は、受信中ではありませんので、MAINウィンドウのPLAY!ボタンをクリックしてSDRunoを受信状態にしてください。)
Stop Recording: 録音中は文字が青色で表示されます。クリックすることで録音が終了します。
録音ファイルの再生
Windowsの音楽再生ソフトでそのまま保存したファイルを再生することが可能です。
DAB:日本ではサポートされていないモードですので、説明は割愛させて頂きます。
DXCluster:
DX ClusterのレポートをそのまSDRunoのスペクトラム上に表示させることが可能です。スポットがあれば、そこにマウスカーソルを合わせクリックすることにより、瞬時にQSYすることが可能です。
「DXCluster」にカーソルを合わせ、背景を青にした後、「Load Plugins」ボタンをクリックします。
以下の画面が開きます。
Callsign: 自身のコールサインを入力します。
Timer: タイマーを設定します。マウスカーソルで文字を反転させ、上書きで変更する数値を入力してください。スポットがスペクトラム上に表示される時間を分単位で指定します。
Cluster: TelnetをサポートしたURLをポート番号を含めて入力します。マウスカーソルですでに入力されている文字全体を青く反転させ、上書きで新規のURLを入力してください。
例:
7n4twl.homeip.net:8000 (:8000 の部分がポート番号となります。)
Label: スポットされたコールサインをスペクトラム画面に表示する位置(dBm)を設定します。マウスカーソルで文字を反転させ、上書きで変更する数値を入力してください。指定されたdBm値より上にコールサインが表示されていきます。
Label Colour:
表示されるスポットの色を、プルダウンリストで指定します。
Start: クリックすると、スポット表示が開始されます。停止するには「Stop」をクリックします。
Save: クリックすると上記の構成がセーブされ、次回起動時に同じ設定を使用することが可能です。
実際の表示例:
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