SDR#でSDR-VU-DGLを使用する方法 (暫定版 as of Jan. 17, 2013)


ご注意: 
弊社としましては、ハードウエアの提供のみであり、特定のソフトで
動作しない場合のサポートはできかねますので、ソフトのインストール、
使用に関しましては、各ユーザー様の自己責任で行ってください。


接 続
この時点では、まだSDR-VU-DGLドングルをPCに接続しないでください。

SDR#のインストール
SDR#の最新版をダウンロードしWindowsパソコンにインストールしてください。
http://sdrsharp.com/index.php/downloads

上記ページの SDR# Devというファイルをダウンロードします。
sdr-nightly.zip というファイルがダウンロードされますので、適当なフォルダー
に解凍してください。
 例: c:\sdrsharp\

(SDR# Stableは、現時点では使用できない場合があります。)

(10月10日追加 - SDR#のプログラム構造が変更になりました。以下の追加作業が必要です。)

下記のファイルをダウンロードします。
http://sdr.osmocom.org/trac/raw-attachment/wiki/rtl-sdr/RelWithDebInfo.zip
適当なフォルダに解凍してください。中に、x32というサブフォルダが作成されます。
x32フォルダーに含まれる [rtlsdr.dll]というファイルを、上記SDR#がインストール
されているフォルダー (例: c:\sdrsharp\) にコピーしてください。 64bit Windowsを
ご使用の場合は、x64 サブフォルダー内の rtlsdr.dll をコピーしてください。

●次に、下記ファイルをダウンロードします。
http://sdrsharp.com/downloads/sdr-nightly-rtlsdr.zip
中身を解凍し、そのまま上記のSDR#をインストールしたフォルダー (例: c:\sdrsharp\) に上書きして
ください。 SDR#フォルダー中に [config]というサブフォルダーが作成されます(例: c:\sdrsharp\config\]。
その中にある [ SDRSharp.exe.config] を、一階層上のSDR#フォルダー(例: c:\sdrsharp\) にコピーし
上書きしてください。


SDR-VU-DGL用ドライバーのインストール
次のサイトから、ドライバーをダウンロードしてください。
http://wiki.spench.net/wiki/USRP_Interfaces#Installer

ドライバー圧縮ファイル名:
ExtIO_USRP+FCD+RTL2832+BorIP-BETA_Setup.zip

ダウンロード後、適当なフォルダに解凍すると、xxxxxx_Setup.exeがありますので、
クリックしてドライバーのインストールを開始します。


[Next>]をクリックします。


ライセンスアグリーメントに同意する場合は、[I Agree]をクリックして次に進みます。
(同意しない場合は、先に進むことは出来ません。)


[Suporrt files] の libusb (libwdi Zading v1.1.1.139) と、[Extio_USRP+FCD+RTL2832+BorIP]
だけがチェックされていることを確認後、[Next>]をクリックします。
(ご使用のPCにVisual C++ Runtime 2008 SP1がインストールされていない場合は、
[VC++ Runtime (2008 SP1)]がグレーになっていますので、そのままで次にお進みください。)



[Destination Folder]に、先にインストールしたSDR#のフォルダーを指定
してから、[Next>]をクリックします。


スタートメニューフォルダの指定をします。普通はこのままでOKですので、
[Install]をクリックします。


[いいえ(N)}をクリックします。(英語のメッセージが理解できる方は
[はい]でも構いません。)


この画面が表示されますので、この時点では、右上の[x]をクリックして一旦閉じてください。

VC++にチェックが入っている場合は、以下の画面が出ます。

[Next >]をクリックします。

次に、以下の画面が出ます。

[I have read and accept the license terms]をチェックしてから、[Install >]をクリックします。


[Finish]をクリックしてVC++のインストールを終了します。

ご注意:
VC++が不完全な状態で先にインストールされており、その状態でインストールした
場合は、以下の画面が表示されます。

[Repair]をチェック後、[Next >]をクリックして、VC++インストール作業を完了してください。


次に以下の画面が表示されます。(されない場合もありますので、その場合はそのまま
次に進んでください。)

[はい(Y)]をクリックして、次に進んでください。



本体インストールが終了後、上記の画面になりますので、[Next>]をクリックしてください。


[Start BorIP]と[Open instructions (recommnded)]のチェックを外して、[Finish]を
クリックしてください。これで、HDSDRフォルダにドライバが格納されました。


次に、SDR-VU-SDRを、USB延長ケーブル経由でPCのUSB2.0ポート
に接続してください。
(直接接続しても、認識上問題ありませんが、ノイズやコネクタ損傷等の問題 が出る場合
がございます。)

ハードウエアウイザードが開始されます。

[いいえ、今回は接続しません]をチェックし、[次へ>]をクリックします。


[ソフトウエアを自動的にインストールする]をチェックしたまま、[次へ>]をクリックします。


[完了]をクリックします。

デバイスマネージャーを開き、その他のデバイス になっていることを確認します。

RTL2832Uが、リストされていることを確認してください。その他のデバイスとしても
表示されていない場合は、PC上の別のUSBポートにドングルを接続しなおして、
再度ハードウエアウイザードを繰り返してみてください。


ドライバーの認識作業
エクスプローラー等でSDR#がインストールされているフォルダーを開きます。
[zadig.exe]とうファイルがありますので、クリックして起動してください。

[Options] メニューを開き、[List All Devices]をチェックします。

以下の画面の様にプルダウンメニューを開きます。

上図の様に、RTL2832Uを選択してから、[Install Driver]をクリックしてください。


上図の画面が表示されますので、しばらく待ちます。


上図の画面がでましたら、ドライバーのインストールが完了です。[Close]をクリックして
閉じてください。最初のZadingの画面になりますので、右上の[x]をクリックして、本画面も
閉じてください。

デバイスマネージャーを開き、ドライバーが正しくインストールされたか確認します。

libusb (winUSB) devicesの下に [RTL2832U]が表示されていることを確認してください。


SDR#の起動
インストールしたSDR#用のフォルダー(例: c:\sdrsharp\) 内にある、SDRSharp.exeを起動します。
次の画面が表示されます。

[Play]右横のプルダウンリストから [USRP - ExtIO_USRP.dll]を選択してください。

[Output]欄では、再生に使用するサウンドカードを選択してください。

[Play]ボタンをクリックすると受信が開始されます。

通常のFM放送を受信する場合は、[WFM]にチェックを入れてください。

VFOの周波数表示上でマウスホイールで周波数を上下するか、スペクトラム画面上の希望する
周波数上で左クリックして、選局を行います。

[AF Gain]で音量の調整が可能です。


サンプリングレートを変更する場合:
[Configure]をクリックします。ExtIOのコントロールパネルが表示されますので、HDSDR同様変更を
行なうことができます。
http://icas.to/sdr-vu-dgl/hdsdr/index.htm

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その他の機能に関しましては、SDR#のマニュアル等を参照願います。操作方法に関しましては
弊社ではサポートすることができませんので、悪しからずご了承願います。



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