ROD-LF-KITの設置場所による受信比較
2011年9月24日に隅田川に移動して受信比較を行いました。
使用機材
●IDC-136-KIT 136kHz帯用 DC受信機
●ROD-LF-KIT 136kHz帯用バーアンテナ
●Winodwsノートパソコン
受信場所
浅草駅より500mくらいの隅田川の土手
LoranCハーモニック(137,777.15Hz)の受信状況
Mini-Whip使用Tokyo Grabberと粗同等のSNRが得られました。 Tokyo Grabberで使用中の屋外バーアンテナに比較して
ノイズフロアが低い様です。
実際の信号を受信しての受信比較
粗同時間帯におけるTokyo Grabberでの受信画面
上がMini-Whip、下が屋外設置バーアンテナです。 (時間はUTC)
隅田川土手設置バーアンテナ(時間はJST)
結果比較
隅田川土手に設置したバーアンテナは、粗17.5mHに設置したMini-Whipと同等なSNRが得られました。
Mini-Whipは、障害物から最低でも2−3m離さないと実用にならない場合が多いのに対して、バーアンテナ
であれば、ベランダ等に設置しても、充分実用的なアンテナといえそうです。
商用・住宅密集地域では、周りの環境からどうしてもノイズフロアーが高くなってしまいますので、この実験では
Tokyo Grabberの屋外設置バーアンテナではノイズを拾いがちですが、ノイズが無い場合のSNRは、隅田川移動
と比べて大凡同等であると思われます。