ISDR-JJY-BLT用 Spectrum Lab プロッター設定例
まず最初に、Spectrum Labをダウンロードしてください。ご使用方法に関してまして、弊社では一切サポートすることは
できませんので、悪しからずご了承願います。
http://www.qsl.net/dl4yhf/spectra1.html
次にSpectrum Lab用下記ユーザーファイルをダウンロードして、適当なフォルダーにダウンロードします。
jjy40-60.usr
Spectrum Lab のメインメニュー File -> Loading Settings From から、先ほどダウンロードしたファイルを選択します。
本設定は、96kHzサンプリングレートのサウンドカードを基にしています。
[Options] -> [Audio settings, I/O device selection]から下記画面を開いてください。
実際に使用しているサウンドカードをプルダウンメニューから選択します。
[Stereo Processing]には必ずチェックが入っていることを確認してください。又、[Sound Sample Rate]が96000に
設定できない場合は、ご使用のサウンドカードが96000に対応しておりません。48000に再設定してください。
確認後、[Apply]をクリックし、[Close]で閉じてください。
Plotterの設定
メイン画面の[View/Windows]メニューから [Watch List & plot window]を指定すると、下記の画面が表示されます。
Nr.
行の境目で左マウスボタンをクリックしたままドラッグすることにより、行数を増やすことが可能です。
Title
プロット対象の名称を入力してください。
Expression
noise_nは、1Hzに平準化した値のノイズプロット用です。括弧内に周波数幅をカンマで区切って入力してください。
peak_aは、プロット対象のピーク値を表示させます。括弧内に周波数幅をカンマで区切って入力してください。
周波数の入力方法:
ISDR-JJY-BLTのLO周波数は、46,875Hzです。 例えば、JJY 40kHzを1Hz帯域でプロットするには下記の式から、
入力範囲を
求めます。
40,000 - 46,875 = -6,875Hz (-6875.5, -6874.5)
96kHzのサウンドカードの場合は、46.875kHz 最大 +/- 48kHzが表示帯域となります。
48kHzのサウンドカードの場合は、46.875kHz 最大 +/- 24kHzが表示帯域となります。
Result (Value)
現在の強度が表示されます。
Format
通常は、このままでご使用ください。更に詳細が必要な場合は、[Help]を参照願います。
Scale Min
表示させる最低レベルを設定します。
Scale Max
表示させる最高レベルを設定します。
次に[horizontal]タブを表示します。
Scroll Rate
1ステップあたりのスクローロ速度を入力します。この例では、1ステップあたり60秒の設定になっています。
Small Interval
小マーカーの設定をします。(この例ではOFFにしています)
Large Interval
大マーカーの設定をします。(この例では破線の設定にしています。)
Normal
マーカーラインで表示される時間です。(この例では 時:分の設定になっています)
New Day
日付が変わる場合の表示日時形式を指定します。(この例では 年:月:日になっています。)
設定終了後必ず[Apply]をクリックしてください。
次に[Channels & Colors]タブを表示します。
Plotter pens
表示させるチャンネルの色を指定します。
Channel Settings
設定を変更するチャンネル番号を指定します。
Graph style
グラフのスタイルを決めます。ここではmixedにしています。
show as curve
ここでは、すべて[Average]にチェックを入れています。お好みの表示方法を指定してください。
設定終了後必ず[Apply]をクリックしてください。
Memorry, Misc.
本設定例では、5チャンネル表示ですが、それより多い場合は、
チャンネル数を変更してください。
設定終了後、Layout, Horizontal, Channels&Colorsのいずれかで[Apply]をクリックしてください。
変更がプロットに反映されます。[Plotter]タブを開くとプロットを見ることができます。
[Plotter]メニュー
プロッター動作の停止、リフレッシュ、消去
[Stop (now running]
クリックするとプロッター動作が止まります。[Run (now stopped]表示になります。再度起動する場合は、もう一度クリックしてください。
Refresh Display
表示を最新の状態にします。
Erase data memory
プロット表示を消去します。
ファイルセーブの方法
メイン画面の File -> Screen Capture -> Screen Capture Options .. から、[Periodic Actions]タブを開きます。
Active
チェックするとキャプチャーが有効になります。
Interval
キャプチャーする間隔を設定します。この例では5分になっています。
Action macro(s)
ここでは、マクロを設定することができます。
capture("e:\dropbox\public\capt2.jpg",80)
e:\dropbox\public\capt2.jpgというファイルに、メイン画面がJPEG 80%で保存されます。
plot.capture("e:\dropbox\public\plot.jpg",80)
e:\dropbox\public\capt2.jpgというファイルに、プロット画面がJPEG 80%で保存されます。
Test
パスが正しい場合は、[Test]をクリックするとOKと表示されます。OKと表示されない場合は、パスが正しいか、
構文が正しいかチェック願います。
OKと表示された場合、指定したパスにファイルができますので確認してください。
設定終了後、必ず[Aplly]をクリックしてください。
次に、一番大切なプロット画面の長周期保存方法を説明します。[Scheduled Actions]タブをクリックしてください。
Active
チェックすると、スケジュールアクションが有効になります。
Time of day
アクションを行なう時間を設定します。例では、0時と12時の1日2回の設定になっています。
Action (macros)
アクションを行なうマクロを指定います。本例では、以下の様になっています。
plot.capture("e:\dropbox\photos\JJY\plot"+str("YMMDDhh",now)+".jpg")
e:\dropbox\photos\JJY\plot(YMMDDhh).jpg というファイルが 0時と12時に生成されます。
日付時間が基になりますので、上書きはされません。
スクロール画面の制限がありますので、スクロールレートが速い場合は、1日3回等の設定が必要ですし、
逆に長い場合は、1回でも
問題ありません。ご使用のスクロールレートに合わせて、マクロを設定してください。
Test line X
クリックすると、[CLI successful]と表示されます。エラーが表示される場合は構文を再度チェックしてください。
設定終了後は、[Apply]をクリックして、[OK]をクリックして本画面から抜けだしてください。
これでプロッターが完成しました。
Thanks goes to DL4YHF for providing us with such a splendid software!