校正基準面測定の重要性
FA-VA5単独で測定を行う場合でも、VNWAソフトを使用して測定する場合においても、
FA-VA5の校正基準面で測定を行うことが重要です。校正をFA-VA5のBNC側で行って
いるにもかかわらず、アンテナ(DUT)を、同軸ケーブルを接続して間接的に測定すること
は、誤差につながります。
測定例:
説 明:
青:FA-VA5のBNC面で校正を行った後にLOADの値を測定しています。
茶:上記の校正状態で、本体BNCに約1.5mの同軸ケーブルを接続し、その先端に同じLOADを接続して測定しています。
赤:同軸を接続したまま、再度校正を行い、その後に同一LOADを測定しています。
結 論:
アンテナを測定する場合、出来る限り接続同軸の先端で校正を行ってください。FA-VA5のBNC面で校正した場合と、
周波数によっては大きな誤差がでてきます。
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