みなさん、DRMという言葉をご存知でしょうか。 Digital Radio Mondialeの略で、
短波帯で行われているデジタル放送のことです。最近は、 ヨーロッパを中心に
色々な局がでてきました。 音質は、FM並の放送を短波でお楽しみ頂けます。
必要設備:
1.I/Fが455KHzの受信機で、コネクタで外に取り出せるもの
(RP2100)
2.455KHz→12KHzコンバータ (DRM-455-12DX)
3.ソフトウエア
4.外部アンテナ
1.手軽な方法としましては、455KHz I/Fが取り出せる高価な
受信機も良いのですが、Redsun社のRP2100を用いるのが
コストパフォーマンスに優れています。
2.弊社より販売されている455KHz→12KHzコンバータ
(DRM-455-12DX)
を利用します。
RP2100のI/F出力とコンバータの入力を、なるべく短く
接続します。(長いほどノイズがのってしまいます。)
ラジオの電源は、乾電池がノイズの点で有利です。SN比が商用電源を
使用した場合とではかなり違う場合があります。
コンバータの出力をパソコンのオーディオカードのLine-in又は
マイク端子に接続します。(できれば、ノイズを減らすために
フェライトコア等を使用すると、SN比が改善され場合があります。)
3.下記のサイトからDreamという受信ソフトをダウンロードして、PCに
インストールします。 (ZIPファイルを適当なフォルダに展開し、DREAM.EXEを実行します。)
http://www.b-kainka.de/Dream.zip
実際に動作しているかどうか、テストしてみましょう。
4.アンテナですが、できるだけ外部アンテナの使用をお奨めいたします。
尚、RP2100で9870kHzのRNZIを外部アンテナで受信する場合、強力すぎますので、RFゲインを絞るか、
MW SENSをLOCALにする必要がある場合がございます。
RP2100と455KHz→12KHzコンバータがあれば、簡単にDRM放送がお楽しみ頂けます。
みなさん、是非チャレンジしてみてください。